往診の料金はいくらぐらいかかりますか?

基本的には保険内で診療を行います。その為、負担割合によって自己負担額は変動しますが以下に例を示します。

3割負担の場合
2週間に1回訪問診療(原則この周期で診察をします)
1週間に1回訪問看護(原則この周期で生活相談・見守りをします)
在宅における医学管理を行い
1か月:約20000円前後(診療の回数・内容、検査の有無などによって増減します)
なお、疾患によっては助成制度の申請が出来る場合もございますのでご相談下さい。

1か月単位で診療明細をご郵送致しますので、お振込みまたは訪問時に手渡しでお支払い下さい。

往診の申し込みはどのようにしたらいいですか?

まずは上記受け入れ要件に当てはまるか確認していただいたうえでご連絡下さい。
相談員が今までの経緯や現在の状況を伺い(問診)、既に担当の支援者がいらっしゃればそちらからも情報収集をして基本情報シートを作成します。
そのシートを元に往診受け入れ可否の検討をし、受け入れ決定となれば初回訪問のスケジュール調整を開始致します。
定期的かつ継続的な精神科往診という特性上、事前の情報は不可欠なため、その収集・把握にお申込から決定までお時間を頂いております。
地域によって訪問曜日が決まっていますのでご家族・支援者の方が同席される場合には原則その曜日に合わせて頂くこととなります。ご了承ください。

往診の診察の際、家族が相談する事もできますか?

生活環境として家族関係はとても大きい要因です。閉居がちに過ごしているのであればその影響はなお大きなものになります。
本人を取り巻く要因の一つとして、ご家族様からのお話を聞く事はもちろん必要なことです。
しかし、主体はあくまで本人であり、家族が困っている事をどうにかしようとするのではなく、本人か困っている事を第一に考える視点が重要です。
訪問での診察の時間が限られているという事もありますが、目標を本人・治療者・家族間で共有する為の補助的な相談だという事をご承知下さい。

現在精神科に通院中だが、「一時的に」症状が悪化し外出できない。受診に行けない時に往診してほしいのですが?

当院往診ではご依頼があった時点で「恒常的に」外出困難な方への往診のみとさせて頂いております。
通院ができている方へは、外出の機会を奪ってしまう、通院先と往診先での診療内容が分からなくなるなどを避けるために、極力外来通院を維持していただく事をおすすめしています。
また、様々に変化する病状に対応出来るのは、往診よりも外来の方が設備・対応共に充実していることも外来継続をお勧めする理由の一つです。
それでも通院(外出)するメリットよりデメリットのほうが大きい状況の場合に、往診への切り替えが適切との判断をいたします。

外来通院をしながら、訪問看護(精神科訪問看護)を併用して生活リズムを整えていく方法もございます。
まずはご相談下さい。

興奮状態や暴力行為を鎮めてほしい。

激しい興奮や暴力行為などを伴う精神疾患が疑われる場合には、往診という治療形態では対応しきれない為、お受けすることができません。
その様な状態は「自傷他害(自らや他人を傷つける)恐れあり」との判断がなされれば本人やその周囲の安全を確保する為、保護的な入院が必要となります。

その判断は病床を持った病院の精神保健指定医によってなされます。家族だけでは病院に連れて行けないときには受け入れの確認が取れた病院等の指示に従ってご対応下さい。